元巨人・陽岱鋼、4打席を終え3打数無安打1四球2三振、快音は響かせられず【12球団合同トライアウト】
◇14日 プロ野球12球団合同トライアウト(ZOZOマリンスタジアム) 元巨人で今季オイシックスでプレーした陽岱鋼外野手(37)が参加。カウント0―0から始まるシート打撃では予定の4打席を終えて3打数無安打1四球、2三振と快音を響かせることはできなかった。 第1打席はソフトバンクを戦力外になった佐藤宏樹投手と対戦し、130キロの変化球を打って左飛。第2打席は広島を戦力外になった岡田明丈投手と対戦し、149キロ直球に空振り三振。第3打席は中日を戦力外となった福島章太投手に追い込まれながらも四球で出塁したが、ヤクルトを戦力外となった尾仲祐哉投手を相手にした第4打席では136キロに空振り三振を喫した。 打席を終えた陽岱鋼は中継局のインタビューで「今年トライアウトが最後と聞いてたんで、なんとか1回経験してみたいなと思って」と参加した理由を話すと、「やっぱみんな全力で勝負してくるんで、それを負けないように打席に立ちました」と振り返った。 陽岱鋼は日本ハム、巨人でプレーし、NPB通算1322試合に出場し、打率2割7分、105本塁打、482打点の成績を残した2013年には47盗塁で盗塁王を獲得。ゴールデン・グラブ賞は計4度受賞している。巨人を21年限りで退団した陽岱鋼は米独立リーグなどを経て、今季はNPBのイースタン・リーグに新規参入したオイシックスで3年ぶりに日本球界に復帰。72試合で打率2割3分2厘、1本塁打、13打点の成績を残していた。
中日スポーツ