ドジャース、ワールドシリーズ第1戦の先発はフラーティ 球団発表 ヤンキースは“因縁”の相手 昨季サイ・ヤング賞コールと投げ合い
米大リーグのワールドシリーズ、ドジャース対ヤンキースは25日(日本時間26日)にロサンゼルスのドジャースタジアムで開幕。4年ぶりにシリーズ進出を果たした大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するドジャースは22日(日本時間23日)、第1戦の先発投手をジャック・フラーティ投手と発表した。 フラーティはポストシーズン3試合に登板し、1勝2敗、防御率7・04。13日のメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦は7回2安打無失点の快投を披露したが、中4日の調整で臨んだ前回18日のシリーズ第5戦は3回8安打、シーズンワーストの8失点を喫し、防御率を悪化させた。 同投手は7月末のトレード期限に合わせてタイガースから三角トレードで補強。今季は28登板、自己最多の13勝(7敗)、防御率3・17をマークした。米メディアによると、同時に獲得に動いていたヤンキースが健康上の懸念から交渉を打ち切ったと言われているが、ドジャース移籍後は10登板、6勝2敗、防御率3・58と安定した成績を残した。 ヤンキースの第1戦先発はエースのゲリット・コール投手。昨季は15勝4敗、リーグ最高の防御率2・63をマークするなどしてサイ・ヤング賞を初受賞したメジャー屈指の右腕だ。今季は右肘の故障で開幕を出遅れたが、6月中旬以降はローテーションを守り、17登板、8勝5敗、防御率3・41を残した。今ポストシーズンは3登板、1勝0敗、防御率3・31。前回15日のガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦は五回途中2失点だった。