メリハリのある健康的ボディでコンテスト準グランプリ 2歳と4歳の息子から毎日寝る前に「お母さん!練習は??」
「今回ベスボに初挑戦しようと思ったきっかけは、『自分を変えたかった』からです。準グランプリをいただいて、努力と筋肉は裏切らないんだな、と改めて実感できて、とてもうれしかったです」 【写真】花岡智恵子さんのメリハリのある健康美ボディ
10月6日、神戸芸術センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2024西日本大会ジャンル別・職業別部門』のドクター&医療従事者部門に出場した花岡智恵子(はなおか・ちえこ/32)さん。出番の合間の短い時間にロビーで子どもたちと楽しそうにしている姿が印象的だった。 花岡さんが『自分を変えたかった』理由は3つあるという。 「1つ目は、昨年うつ病、離婚など、私生活で精神的にボロボロになっており、何をするにも上手くいかず、自分のために何か頑張ることもできませんでした。毎日鏡を見るのも嫌で、自分のことが大嫌いでした。見た目が変われば、自分の中で何かが変わると思い、トレーニングに励むようになりました」 今年に入って、本気でトレーニングに取り組んだ花岡さん。 「筋トレは週7、毎日2時間。7月末まではがむしゃらにトレーニングやランニングをしておりました。メニューも自分で決めて、ほぼ毎日同じメニューを行っていました」 小学生のときはバスケットボール、中学から大学まではバレーボール、19歳からはダンスもしていたという花岡さんに、8月の公式レッスンでは脚のトレーニングを控えるようアドバイスがあったそうだ。 「元々、脚に筋肉がつきやすく、小さいころからずっとスポーツをしていたので脚の太さがコンプレックスでした。前腿が発達しており、上半身と下半身のバランスが悪く、普通に立っていても前に重心がきているように見えていたので、スクワットを完全にやめて、ハムストリングを鍛えるトレーニングに切り替えました。その他のトレーニングは、【胸、腹】【肩、背中】に部位を分け、曜日ごとに変えてトレーニングしました。また、1種目10回×3セットをインターバル10秒で行うようにしました。そこから体型も急に変わったように感じます」 自分を変えたかった2つ目の理由は、「何か目に見える結果が欲しい」。 「シングルマザーになり、偏見や、『お前は不幸だ、幸せになれない』、など、たくさんの心無い言葉を投げかけられました。なぜ他人に、不幸だと決めつけられなければならないのだろうと、ずっとモヤモヤしていました。結果を出して、貶してきた人たちを見返したいという思いもありました」 花岡さんは薬剤師だが、現在は育休中。 「2歳と4歳の息子がいて、4歳児は幼稚園に通っていますが、2歳児は保育園に通わず自宅保育のため、24時間共に過ごしています。子どもが大好きで、子どもとの時間は削りたくなかったので、朝5時に起きて子どもが起きるまでの2時間程度しかトレーニングできませんでした。ポージングの練習は子どもたちも覚えてくれて一緒に練習してくれました。寝る前にも5分でもいいからポージングとウォーキングの練習がしたかったので、それを息子たちに伝えていると、毎日寝る前に『お母さん!練習は??』と言ってくれるようになり、寝る前も一緒に練習していました」