【申告すべき?】祖父のタンス預金「200万円」を手渡しでもらえそうです。税務署にバレますか…?
タンス預金の申告漏れがバレたらどうなる?
贈与税の課税対象でありながら申告をしなかった場合は、延滞税や無申告加算税、重加算税が課せられる可能性があります。 延滞税は、納付期限までに贈与税を納付しなかった場合に課せられるもので、納付期限の翌日から完納するまでの日数に応じて税額が決まります。 期限までに申告しなかった場合は無申告加算税、隠ぺいする意図で申告しなかった場合は重加算税が課せられるため、きちんと申告して、贈与税を支払ったほうが安心でしょう。
タンス預金を手渡しでもらう際でも申告すべき
個人から受け取ったお金の額が110万円を超えている場合は、申告して贈与税を支払わなければなりません。銀行口座を経由せずに、タンス預金を手渡しでもらう場合であっても、同様です。 「手渡しならば税務署に気づかれないのではないか」と思って申告しなかった場合に、税務調査によって発覚するおそれがあります。 その場合は、延滞税や無申告加算税、重加算税などの税金が課せられる可能性があるため、きちんと申告しましょう。 出典 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問)No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税) 令和4事務年度における相続税の調査等の状況 II 調査に係る主な取組 3 贈与税に対する実地調査の状況(5ページ) 延滞税の計算方法 相続税、贈与税の過少申告加算税及び無申告加算税の取扱いについて(事務運営指針) 相続税及び贈与税の重加算税の取扱いについて(事務運営指針) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部