2024年の干支“ドラゴン”とフラッグシップ「エクスカリバー」が大胆に共演したスケルトンウオッチ
100%ジュネーブメイドにこだわるスイスの高級時計ブランド【ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)】が最新モデルを発表。2024年の干支である辰(ドラゴン)からインスピレーションを得て開発された「エクスカリバー ドラゴン モノトゥールビヨン」の価格は3371万5000円(税込)。世界限定28本となる。
「エクスカリバー」とドラゴンが融合した特別モデル
中国の旧正月を記念し、2024年の干支となる辰年からインスピレーションを得て開発された「エクスカリバー ドラゴン モノトゥールビヨン」。神話上の生き物であり、知性、カリスマ性、自信などの象徴となるドラゴンとブランドのシグネチャー「エクスカリバー」を大胆に融合させた、ロジェ・デュブイならではの独創性溢れる一本となっている。
27の真鍮製パーツで構成されるドラゴン
ロジェ・デュブイが2020年に発表した「エクスカリバー ドラゴン」では、龍の姿を忠実に描いていたが、本機では趣を変え、より抽象的なアプローチに取り組んだ。文字盤上にダイナミックに描かれるドラゴンは、27の真鍮製パーツを組み合わせることで表現。各パーツの側面は美しいブラックラッカーで飾られ、ピンクゴールドでコーティングされたポリッシュ仕上げの表面との鮮烈なコントラストが、壮大なドラゴンのフォルムをさらに際立たせた印象だ。時計を裏返せば、サファイアクリスタルケースバックの内側にも、メタライズされた龍が出現。フロントダイアルと見事に呼応しており、どちらから見ても圧倒的なドラゴンのエネルギーを感じられる、本機ならではのユニークな意匠と言えるだろう。
世界最高水準のトゥールビヨンムーブメントを搭載
本機には、デザイン、技術ともに卓越したトゥールビヨンムーブメント、キャリバー RD512SQを搭載。1801年に初めて開発されたトゥールビヨンは、現代の時計製造技術の中で最も複雑な挑戦の一つとみなされており、テンプ、ゼンマイ、脱進機などを内部に組み込んだ複雑なケージの構築は、わずかな熟練職人のみが成し得る技術となる。キャリバー RD512SQのトゥールビヨンケージの下部には、ステンレススチールよりも軽量かつ強靭な非磁性チタン素材を採用し、上部にはミラーポリッシュ仕上げが施された非磁性のコバルトクロム合金を使用。これらの素材を巧みに用いることで、従来よりトゥールビヨンの重量を大幅に軽減。その結果、ムーブメントの磁場への耐性が向上し、パワーリザーブも72時間まで大幅に延長されている。