“負けたら改名マッチ”で荒東“怪獣キラー”英貴に「人力・車太郎」への改名を迫られた坂本優起「バズりそう。勝っても変えてもいい」【SB】
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月12日、都内で行われた。 今大会ではシュートボクサーが他団体の選手を迎え撃つ対抗戦が4試合行われる。オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)のヘビー級戦で対戦する坂本優起(シーザージム)は100kg、GRACHANを主戦場にするMMAファイターの荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪稲垣組)は125kgで計量をクリアした。 坂本は前回の関根“シュレック”秀樹戦では前日会見で敗者髪切りマッチを提案され、無念の敗退でバリカンで髪をそられてしまったのだが、今回はカード発表会見で荒東とのやり取りの中でリングネームをかけて戦うことに。 計量後の会見ではいきなり荒東が「明日は名前をかけての試合になりました。僕が負けたら荒東“怪獣キラー”英貴から荒東英貴になります。坂本選手! もし負けた場合、僕が名前を考えてきました。負けたら『人力・車太郎』になっていただきます」と先制パンチ。 ファイターのかたわら、浅草で人力車を引いている坂本は「負けたらそれは甘んじて受けさせていただこうと思います。でも明日は僕のほうが勝つ確率が高いと思うので、リングネームを奪ってこれからは本名で頑張っていただく方向で考えておいてください」と返した。
その後の質疑応答でも、この日の印象を聞かれた際に荒東は「坂本選手は減量していないはずなのに計量後に雑炊みたいなものを食べてちゃんとリカバリーしていた。そんななよなよした感じのファイターに僕が負けるとは考えられない。しっかり僕がやることをやって、シュートボクシングさんのリングでMMAファイターとしてMMAをやる。立ち技のMMAストライキングを全部見せて、僕の良さをすべて出して、SBファンの方々に“怪獣キラーはええな”と思ってもらえるような試合をしたい」と追撃。坂本は「先日の記者会見でもでかいなと思ったが、今日もでかいなと思った。雑炊は後輩の母ちゃんが作ってくれたすごくうまいやつなので、減量とか関係なくいただきました」とさらり。 また坂本は荒東から提案された「人力・車太郎」については「ワンチャン、バズるんじゃないですかね(笑)。最近、忙しいんですが、そこまで売上自体いっていないんで、勝っても変えてもいいんじゃないかなと思っている」と改名にまんざらでもない表情を見せていた。