対馬丸の記憶後世に 泊小学校に平和のモニュメント建立
沖縄テレビ
太平洋戦争の末期、疎開船「対馬丸」が撃沈され多くの子どもたちが犠牲となった歴史を継承しようと那覇市の泊小学校に平和のモニュメントが建立されました。 80年前、九州へと向かっていた疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の魚雷攻撃を受けて沈没し泊小学校の前身泊国民学校の児童およそ130人が犠牲となりました。 平和のモニュメントは犠牲者の氏名や年齢が記されていて子ども達の犠牲を悼み平和への思いを発信しようと建立されました。 26日の除幕式には対馬丸記念会の高良政勝代表理事も参加し「この事実を語り伝え、二度と戦争が起こらないようにというメッセージを込めた」と述べました。 ▽泊小学校6年 曽根稜月さん: 「戦争を知らない私たちが、過去を学び同じことを繰り返さないことが大切です。世界で戦争がなくなり平和が続くように、学び語り継ぎ実現させていきたいです」 対馬丸記念会によるモニュメントの建立は2022年の垣花小学校に続いて2校目です。
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