【プレビュー】互いの状況は異なるが、熱い試合になること間違いなし!浦和と鹿島が埼玉スタジアム2002で激突|Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは6月22日から23日にかけて第19節が開催。埼玉スタジアム2002では浦和レッズと鹿島アントラーズが激突する。
4戦未勝利と苦しい戦いが続く浦和と、9試合負けなしと好調を続ける鹿島が相対する。例年、熱い戦いが繰り広げられる好カードを制するのはどちらか。 浦和は前節、セレッソ大阪と対戦。序盤こそ主導権を握りながら敵陣に侵入する場面も見られたが、セットプレーから失点を喫すると、後半は相手に要所で好機を作られてリードを広げられてしまった。終盤に1点は返したが、1-2で敗れ、3連勝からの4試合勝ちなしとなった。 加えて、チーム全体を見ると怪我人が増加。前節のC大阪戦でも伊藤敦樹が負傷交代するなど、台所事情が苦しい状況だ。そのためこの状況を乗り切るチーム力が試されている。チーム全体としての攻撃は少しずつ改善されている兆しが見えているだけに、好機をしっかりとゴールへ結実させていくことが必要となってくるだろう。そういう意味でもゴール前で待つチアゴ・サンタナの活躍は、チームが勝つために必須。エースストライカーの爆発に期待したい。 一方、鹿島は好調が続いているものの前節は悔しい結果に終わった。首位のFC町田ゼルビアと同勝ち点で争っていた中で、前節はアルビレックス新潟を相手に1-1のドロー決着。先制される難しい試合展開を余儀なくされた中、追いついて勝ち点1を手にしたのは見事だったが、勝ち切れなかったことで町田との差が開いてしまった。内容的にももう一歩なところもあり、今節で修正できるかが鍵を握ってきそうだ。 今節はやはり先に得点を奪って試合の主導権を握っていきたい。リードを奪うと巧みな鹿島のサッカーに持ち込むことができているため、そういった展開に引きずりこむことで浦和を相手に優位な展開を作っていきたいところだ。期待したいのは鈴木優磨。今季ここまでリーグ5位の8得点を奪うアタッカーがチームを牽引することができれば、勝利には自ずと近づくはずだ。 状況は多少違うが熱い試合になることは間違いない。注目の一戦は22日19時キックオフだ。