日本の伝統工芸「藍染」を施した美しい文字盤の「ザ・シチズン 高精度年差±5 秒 エコ・ドライブ シチズンブランド時計 100周年限定モデル」がリリース
「ザ・シチズン」より、シチズンブランドの時計が発売されてから100周年を記念する限定ウオッチ「ザ・シチズン 高精度年差±5 秒 エコ・ドライブ シチズンブランド時計 100周年限定モデル」がリリースされた。シチズンの長い歴史と伝統を称える特別な逸品の価格は46万2000円(税込)で、世界限定600本。
藍で「筒巻き絞り染め」を施した和紙文字盤を採用
「ザ・シチズン」は2022年に初めて、藍で手染めした和紙文字盤のコレクションを発表した。「ジャパンブルー」とも称されるその深みのある青は美しく、「エコ・ドライブ」が必要とする光の透過性を保有しながら、独特の風合いや色彩を表現する新境地を切り拓いたのである。そして2024年、シチズンブランドの時計が誕生してから100周年を記念し、新たに布の染色に使われてきた「筒巻き絞り染め」の技法を取り入れた藍染和紙文字盤の特別なタイムピースを開発したのである。 手作業で染め上げた絞り模様や色合いはひとつとして同じものがなく、その陰影や奥行きは大空に連なる雲のような表現となっている。この文字盤には、「常に先を見据え、理想を追求する」そして「身に着ける方に永く寄り添う」という「ザ・シチズン」の意思を表すシンボルであるイーグルマークがあしらわれており、ゴールドカラーの秒針は雲の切れ間から光が柱のように降り注ぐように見え、「天使の梯子」と呼ばれる神秘的な薄明光線を彷彿とさせるものとなっている。なおキャリバーには年差±5秒の高精度エコ・ドライブムーブメントを採用しており、ケースとブレスレットにはステンレスより約40%軽く、およそ5倍の硬度を持ち、さらにサビに強いシチズンの独自素材「スーパーチタニウム」が使われている。
古くから室内に光を取り込むための障子などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字盤に適した素材といえる。その和紙を蓼藍(たであい)という植物の葉を乾燥させ、発酵して作った蒅(すくも)をもとに、木灰汁(もくあく)などを加えて染液を発酵させる日本の伝統技法「天然灰汁発酵建て」(てんねんあくはっこうだて)で手染めし、深みがあり冴えた色合いに仕上げている。シチズンブランドの時計が誕生してから100周年を記念した本モデルの藍染文字盤は、主に布の染色に使われてきた「筒巻き絞り染め」技法を取り入れた繊細な模様が魅力。筒に和紙を巻き付けた後、細かなシワを寄せながら一定方向に向かって手繰り、絞りと染色の工程を重ねることで繊細な絞りのパターンを生み出すことに成功したのだ。 シチズン独自の光発電エコ・ドライブは定期的な電池交換が不要というメリットに加え、本モデルのムーブメントは1年間の進み/遅れがおよそ5秒以内に収まる超高精度を実現している。さらには2100年2月28日まで機能するパーペチュアルカレンダーを搭載しているため、閏年を含める月末に行わなければならないカレンダー調整が不要。その他、強い衝撃などによる針ズレを防ぐ衝撃検知機能、針ズレが生じた場合でも自動修正する針自動補正機能、0時ジャストにカレンダーを更新する機能が備えられており、ビジネス時から休日の外出までマルチに使える腕時計となっている。
「ザ・シチズン 高精度年差±5 秒 エコ・ドライブ シチズンブランド時計 100周年限定モデル」
Ref.AQ4100-65L 46万2000円 スペック:クオーツ。スーパーチタニウムケース&ブレスレット、デュアル球面サファイアクリスタル風防。直径38.3mm、厚さ12.2mm。10気圧防水。世界限定600本。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。