おひとりさまの「平均貯蓄額」はいくら?20代から70代まで「年代ごとの差」はどれくらいあるの?
収入別の貯金目標額はいくら?
貯蓄額は年代だけでなく、収入によっても差がつきやすい項目です。そのため、自分の収入から目標とする貯蓄額を考えることも検討しましょう。同調査によると、収入別の貯蓄目標額の平均は以下の通りです。 ●300万円未満:1669万円 ●300~500万円未満:2781万円 ●500~750万円未満:4982万円 ●750~1000万円未満:7832万円 ●1000~1200万円未満:5188万円 ●1200万円以上:3244万円 収入別に見ると、750万~1000万円代の方が、目標金額も高く設定する傾向にあります。やはり、収入が多いと将来の貯金目標額としても高く設定しやすいといえるでしょう。
貯金額が最も多いのは50代
年代別に比べた結果、平均貯金額は、預貯金と金融資産保有額がともに50代が最も多い結果でした。定年退職を近くに控え、老後の生活費として貯めている方が少なくないと考えられます。 また、収入別に貯金目標額を見ると、700万~1000万円未満の年収の方が目標額を最も高く設定していました。貯金する金額は、年代ごとの貯金額や収入別の貯金目標額も参考にしつつ、ライフプランも考慮して決めることが大切です。 出典 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部