MotoGPが2027年から新しいバイクになる! 排気量850cc、車高デバイス禁止、エアロデバイス縮小ほか
GPSデータ
競争をさらに平準化するために、全てのセッション後に全てのライダーからのGPSデータを全てのチームが利用可能となる。全ての参加者にデータを提供することで、パフォーマンスの低いチームやライダーに、管理されたコストで、進歩の機会が提供される。 この範囲のデータにアクセスできれば、スポーツの安全性が高まるだけでなく、世界中のファンが利用できる知識のレベルも向上する。
コンセッション
2023年シーズン終了の際に導入された現行のコンセッションシステムは継続されるが、2027年に新しい技術規則が施行されるため、全てのファクトリーは、『B』ランクからシーズンを始め、シーズンの途中、2027年の夏に再び評価され、ランクの変更により、より多くの、またはより少ない譲渡にアクセスできるようになる。 この反応型システムは、メーカーのパフォーマンスが初日から考慮され、新しい時代が始まるときに可能な限り競争の場を維持することを意味する。 ライダーにとって、スポーツにとって、そしてスペクタクルにとって、2027年の『MotoGP™』は、これまで以上に安全で、持続可能で、さらに壮観なものになるだろう。 ──上記の新レギュレーションを視覚的にまとめたもの。これらが将来のMotoGPをどう変えていくのか注目だ。 ●文:ヤングマシン編集部 ●写真:Michelin, MotoGP ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。