「甲子園の土、新鮮!!」 習志野ナイン、開会式リハ /千葉
<センバツ高校野球> 第91回選抜高校野球大会に出場する習志野は22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、23日に開催される開会式のリハーサルに臨んだ。グラウンドでの練習が雨天で室内に変更となったため、選手たちがグラウンドに入るのはこれが初めて。竹縄俊希主将(3年)は「甲子園の土を踏みしめて新鮮な気持ち。試合に向かっていく準備ができた」と話した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 リハーサルでは、南の高校から北の高校が順番にグラウンドに登場し、ブラスバンドの演奏に合わせて行進した。習志野はプラカード担当の中田修造さん(3年)を先頭に登場。スタンドから見守った石井宏明さん(3年)は「胸を張って行進する選手が頼もしい。安心して応援できる」。記録員の小杉秀次朗さん(3年)は「テレビで見る甲子園に自分たちがいるのは不思議な感覚だ」と話した。 後列の山内翔太選手(2年)の掛け声に合わせて足踏みをした習志野だが、声が届かず列が乱れる場面もあった。中田さんは「スタンドからの視線に緊張するが、先頭を歩く自分がしっかり足を上げて調整したい」と話した。チームはリハーサル後、同市の鳴尾浜臨海公園で汗を流し、24日の初戦に向けて調整した。【秋丸生帆】