給食調理員や学校用務員も「公務員」だと知りました。市役所などで働く”一般行政職”とどれくらい「給与」は違いますか?
※総務省「令和4年地方公務員給与の実態」 を基に筆者作成 一般行政職は大学卒業の割合が70.1%で最も多いのに対して、技能労務職は高校卒業が66.4%、中学卒業の24.1%がそれに次いで多いことが分かります。
給食調理員や学校用務員と一般行政職の給与に大差なし! 技能労務職を目指すのもあり!?
給食調理員や学校用務員は、地方公務員の「技能労務職」に分類されます。技能労務職の平均給与は月額で約31万円となり、一般行政職と同じくらいであることが分かりました。しかし一般行政職の平均年齢は9.6歳低いことから、同じ年齢だと給料に差がついていることも推測できます。 技能労務職の職員数は、一般行政職と比較すると少なく、狭き門といえるかもしれません。しかし学歴別に比較すると、中学・高校卒業の割合が大きいことから、大学進学をせずに自分の得意分野を生かして公務員になりたい方は、技能労務職を目指してみるのもいいでしょう。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与の実態 第1 調査結果の概要(30.40.41ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部