長野・中野市長選告示、現新一騎打ち 子育て支援や農業政策軸に論戦
任期満了に伴う長野県中野市長選は10日告示され、いずれも無所属で、2期目を目指す現職の湯本隆英氏(66)と、新人で元会社役員の川上博矛(ひろむ)氏(68)の2氏が立候補を届け出た。投開票は17日。 湯本氏は、1期目の子育て支援やふるさと納税収入の増加などの実績をふまえ、2期目は小中学校の給食費無償化など子育て・教育分野への政策に重点を置くと強調。地域経済強化へ、農業基盤の維持・拡大や企業の育成・誘致にも力を入れるとしている。 川上氏は、日本一の農業都市を目指し、耕作地の集約化や大規模化を進めつつ、スマート農業やIT(情報技術)農業の導入を支援するなどの政策を訴える。また、外国人財に選ばれる中野市を目指し、外国人財支援センターを設立するなどとしている。 9日現在の選挙人名簿登録者数は3万5565人(男1万7372人、女1万8193人)。