【マレーシア】11月国内空港利用者、15.8%増の768万人
マレーシアの空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が18日発表した11月の国内空港利用者数は、前年同月比15.8%増の768万4,000人だった。前月比では0.5%減少したが、新型コロナウイルス禍前の2019年11月と比べ、88.7%まで回復した。 利用者数の内訳は、国際線が前年同月比20.7%増の412万8,000人、国内線が10.7%増の355万6,000人だった。19年11月と比べ、国際線は93.9%、国内線は83.4%まで回復した。 クアラルンプール国際空港(KLIA)の利用者数は18.1%増の471万1,000人。内訳は、国際線が20.6%増の349万2,200人、国内線が11.5%増の121万9,000人だった。旅客ターミナル別の利用者数は、フルサービスキャリア(FSC)専用の第1ターミナルが15.7%増の250万6,000人、格安航空会社(LCC)専用の第2ターミナルが21.0%増の220万5,000人だった。 KLIA以外の国内空港の利用者数は12.4%増の297万3,000人。このうち国際線が21.3%増の63万6,000人、国内線が10.2%増の233万7,000人だった。 このほか、MAHBが海外で運営するトルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港(SGIA)の利用者数は16.6%増の349万人だった。 1~11月の国内空港利用者数は、前年同期比14.9%増の8,524万1,000人。内訳は、国際線が29.8%増の4,490万7,000人、国内線が1.9%増の4,033万4,000人だった。