ドジャース対パドレス　1回表パドレス1死二塁、マチャドに2点本塁打を打たれる山本（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ：ドジャース7－5パドレス＞◇第1戦◇5日（日本時間6日）◇ドジャースタジアム 　ドジャース山本由伸投手（26）が、3回5失点に終わったポストシーズン初戦のマウンドを振り返った。 　1回に2ランを含む3安打1四球で3失点。2回に大谷翔平投手（30）の3ランで試合は振り出しとなったが、3回にも2点を失い、3回5安打2四球5失点で降板した。 　【山本の会見での一問一答は以下の通り】 　－1回のピッチングは 　先頭を出してしまいましたし、その後もフォアボールでランナーためてホームラン打たれたので。もちろんホームランを打たれるのも良くないですけど、その前のフォアボールでランナーをためてしまったり、そういった基本的なところができてなかったかなと思います。 　－制球が少し不安定な部分があった 　今日は特に立ち上がり特に意識して入ったんですけど。とにかく厳しいところ、厳しいところ狙いすぎて、話しかけた結果、カウントがすごく悪くなってしまったなと思います。 　－結果的に大谷さんのホームランなどで逆転勝ち 　本当にチームメートに助けられましたし、今日のチームとしては勝てたのが一番だと思うので。うれしく思います。 　－ケガ（右肩腱板（けんばん）の損傷）があって復帰後5試合目の登板。コンディションは 　体の状態はすごく良かったですし。コンディションの部分はすごく、問題なくできています。 　－イニングは何回くらいまでいけそうか 　本当にコンディションはすごくいいですし。スタミナの部分も完全に復活してると思うので、投げればケガの前ぐらい、同じぐらいは投げられると思います。 　－プレーオフの雰囲気で緊張は 　本当にすごく声援が聞こえてましたし。またそれをなんとかいい結果につなげたかったですけど。個人的にはうまくいきませんでしたけど、応援の力はすごく背中を押されました。 　－去年の日本シリーズ1戦目で苦しいピッチングから2度目の登板で良くなった。その経験を生かした上で5戦目に投げるとすれば、どういったことをやりたいか 　今日、本当にチームメートのおかげでなんとか勝つことができたので、しっかり反省するところはして。まずなんとか次にプラスにつなげで、とにかく次の試合に向かって、しっかり練習していけたらなと思ってます。 　－今日の収穫は 　対戦を重ねることでもちろんプラスなところもたくさんあると思いますし。相手にとってもプラスなとこもあると思うので、しっかり冷静に分析した上で次の登板に臨めたらなと思います。 　－カーブを投げたのは1回のホームランの後からだった。バッテリー間でどんなミーティングを 　いろんな場面を想定して。話し合いはしました。 　－今後プラスになることは 　今日は結果的にすごく良くなかったですけど。とにかく次の試合がまた来るので、これをしっかり冷静に考え直して。なんとかプラスに変えていけるように、また次の試合に向けて過ごしていきたいです。 　－昨日の練習や夜から過ごし方は普段と違うことは 　いつも通りです。 　－日本シリーズやWBCなどで短期決戦を経験してきたが、メジャーのポストシーズンの雰囲気は違った雰囲気は感じたか 　やっぱりまたシーズンとはまた違う雰囲気はすごく感じましたし。すごくいい雰囲気の中でマウンドに上がれたんですけど、また次はいいピッチングができるように頑張りたいです。 　－大谷から「勝ってよかったな」と声をかけられて感じたことは 　本当に大谷さんに限らず、チームメートの皆さんに声をたくさんかけていただいて。すごくありがたかったです。