AI人形ホラー『M3GAN／ミーガン』のスピンオフ映画が製作決定 妻に先立たれた男を描く「エロティックスリラー」に

『M3GAN／ミーガン』や『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』といったホラー作品のヒット、さらに自社のゲーム部門の設立など、製作会社のブラムハウスは近年、ますます成長を続けている。そして今、スタジオはAtomic Monsterとともに、『M3GAN／ミーガン』のユニバースを舞台にしたスピンオフ映画を企画中であることが明らかになった。 「M3GAN／ミーガン」画像・動画ギャラリー ユニバーサルが、ブラムハウス、Atomic Monsterとともに、『M3GAN／ミーガン』のスピンオフ映画『Soulm8te（原題）』を製作中であると発表した。「エロティックスリラー」になるというこの作品は、2026年1月2日に米国公開予定だ。 Varietyによると、『Soulm8te』では、AIアンドロイドを使って妻の死を乗り越えようとする男性が主人公となる。男は「本物の意識を持つパートナーを作り出そうと試みるなかで、無害なラブボットを危険なソウルメイトに変えてしまう」のだそうだ。 『Soulm8te』で監督を務めるケイト・ドーランは声明の中で、この映画を「恋愛と孤独についての探究」であると説明。「技術の進歩にもかかわらず、逃れることのできない人間の真実は絶えず存在しています。その深みに踏み込むことを楽しみにしています」と述べている。 ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムがプロデューサーとして参加し、マイケル・クリアとジャドソン・スコットが製作総指揮を務める予定だ。 『M3GAN／ミーガン』について、IGN JAPANのレビューでは「スプラッター表現に依存しなかったからこそ、サイコロジカル的な恐怖へ着地することにも成功した」と評価。「恐怖要素と社会への問題提起のバランスが見事に釣り合った作品」であるとして8点を付けていた。