浄水場からPFAS検出問題/全国初、吉備中央町が公費で住民の血液検査始める【岡山】
岡山県吉備中央町の浄水場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(=PFAS)が検出された問題を巡り、町は11月25日から、住民を対象に全国初となる公費による血液検査を始めました。 検査は浄水場の水を継続的に飲んでいたおよそ2000人が対象で、希望者を対象に行われます。 この日までに18歳以上の成人710人、子ども80人が検査を希望していて、初日は13歳以上を対象に実施されました。 検査ではPFASの血中濃度など5項目を調べて岡山大学が分析。浄水場の水を飲んでいない町民と比較してPFASによる影響があるかどうか検討します。 結果は来年1月中にも検査を受けた人に通知されます。