日本球界はもちろん韓国や台湾もNG…パワハラ解雇の元楽天・安楽「現役続行で噂される」意外な移籍先
重大なコンプライアンス違反をした男は、現役続行できるのだろうか。 複数の選手へのパワハラ行為が発覚し、楽天を事実上解雇された安楽智大(27)だ。『スポーツニッポン』などの報道によると、ある選手へはロッカールームで「倒立しろ」と命令し下半身を露出させ靴下を被せたという。食事を断ると「だからオマエはダメなんだ!」「バカ」「アホ」と罵声を浴びせることもあったとか。パワハラは長期間にわたっていたようだ。 「い、イヤッ!」…避妊具をつけず中絶強要か巨人・坂本勇人「体操界の美女」とメロメロ写真 「本人はプロとして野球を続けたいようですが、日本球界での続行はまず無理でしょう。確かに、暴行事件を起こした中田翔や女性問題でトラブルとなった山川穂高は他球団に移籍しプレーを続けている。ただ安楽とは状況が違います。 安楽のトラブルは一過性でなく、繰り返し行われ被害者は複数におよぶんです。罪がより重いといわざるをえません。また中田や山川とは実績に差がある。2人は打点王や本塁打王のタイトルを獲得した強打者で、しっかり反省したなら戦力として期待したいと考える球団はあるでしょう。一方の安楽は3年連続で50試合以上登板した中継ぎ投手とはいえ、無理を押してまで欲しい選手とはいえません」(スポーツ紙担当記者) 日本球界での現役続行が難しいとなれば、視線は海外に向けられる。しかし、こちらもハードルは相当高い。 「一部メディアは台湾への移籍の可能性を報じましたが、すでに同国の野球連盟は〈日本と選手協定がある〉と表明し事実上否定しています。韓国球界もコンプライアンスに厳しく、移籍は不可能でしょう。各球団の外国人枠は3つしかなく、リスクを冒してまで安楽を獲るとは思えません」(同前) 安楽がプロとしてユニフォームを着ることは、もはやないのだろうか。望みは薄いが、噂される移籍先がある。 「メキシコなど中南米のリーグです。中南米は日本や韓国に比べ、トラブルを起こした選手に比較的寛容な雰囲気があります。実際、新型コロナ禍の行動が問題視された元DeNAの選手がメキシカンリーグでプレーしたことがある。彼は不要不急の外出が禁止されていた’21年6月に都内のクラブに出入りし、自宅謹慎処分を受けていました。過去には未成年女性と飲酒トラブルを起こしたことも。 安楽は高校時代に日本代表として、ベネズエラやキューバ戦で好投した実績があります。中南米では好投手のイメージが残っている。メキシカンリーグに移籍し圧倒的な成績を残せば、米国でプレーできる望みもゼロではありません。あくまで可能性の話ですが……」(同前) 安楽が起こしたトラブルは重大だ。あまりに大きな罪により、自らの野球人生が閉ざされつつある。
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