親子ら130人がロボット操縦など楽しむ 千葉工大の科学技術体験 南房総(千葉県)
千葉工業大学と南房総市、市教育委員会の共催による「わくわく科学技術体験」が、同市三芳農村環境改善センターで開かれた。ロボットやドローンの操縦をはじめ、電子工作など七つのブースが設けられ、同市内から訪れた幼稚園児から高校生までの親子ら130人が、楽しく科学に触れた。 同大と同市は「包括的な連携に関する協定」を結んでいる。イベントは、市の課題解決に向けた調査・実践活動を行う「産学協働地域活力創造事業」の一環で、子どもたちに科学を楽しんでもらおうと、同大の出張オープンラボとして開かれた。 会場では、▽ロボット操縦体験▽ドローン操縦体験▽電子工作体験▽手作り科学体験▽ゲーム体験▽科学遊戯体験▽高校生向け大学紹介――のブースが設けられた。 コントローラーでロボットを動かし、ペットボトルを倒していく操縦を体験した、和田涼佑さん(6)は「操作が難しかったけれど楽しかった。これからも科学を学びたい」と笑顔を見せていた。 子どもたちをサポートした学生たちは「子どもたちの興味や熱意に触れ、私たちも一層力が入り、より深い内容を伝えることができました。私たちにとっても有意義な体験となりました」などと話していた。