【大型バイク免許】「中型から大型」で取得するのと「大型」で取得するのではどちらが高コスパ?
初めてバイクの免許を取得する方で、中型と大型どちらを先に取得したらよいか悩む方も多いでしょう。 大型二輪免許があれば、中型免許で乗れるバイクもカバーできるため、最初から大型二輪免許を取得する方がお得に感じられるかもしれません。しかし、いきなり大型二輪免許を取得しようとすると、想定以上に期間や費用がかかってしまうケースもあるようです。 今回は、バイクの中型と大型二輪免許取得にかかる期間や費用を比較し、どちらを先に取得した方がよいのかについて解説します。
中型免許取得にかかる期間と費用
バイクの中型免許の正式名称は普通自動二輪車免許といい、クラッチ操作のあるMT車とクラッチ操作がないオートマチックのAT車の2種類が存在します。 中型免許を取得すると、総排気量が50cc以上400cc以下の二輪車に乗れます。中型免許の取得に関する詳細を表1にまとめました。 表1
※筆者作成 指定教習所や免許合宿の場合は、卒業後に試験場で学科試験(普通自動車免許を取得している場合は免除)と適性試験を受験して合格すると免許証が発行されます。 普通自動車免許を取得している場合は8万円~9万円程度、取得していない場合は11万円~13万円程度の費用がかかるようです。 免許センターでの一発試験では、教習なしで学科試験・適性試験・減点方式で合否が決まる技能試験を受験します。一発試験は、事前の教習がないため、初心者の方は合格難易度が高いといわれています。 過去に免許を取得していて、免許の有効期限切れになってしまった方が再び受験する際に有効な方法と考えられるでしょう。
大型二輪免許取得にかかる期間と費用
大型二輪免許もMT車とAT車が存在し、総排気量が400ccを超えるバイクに乗る際に必要となる免許です。大型二輪免許の取得に関する詳細を表2にまとめました。 表2
※筆者作成 大型二輪免許の場合は、取得可能年齢が18歳以上であることや講習受講料が若干高くなる程度で、免許の取得方法は中型免許と同様となります。 教習費用や合宿費用は、普通自動車免許を取得している場合は10万円程度、取得していない場合は20万円~30万円程度かかるとされています。