【大相撲】大の里、師匠誕生日に「名古屋の稀勢の里超え」誓う ハイレベルな優勝争い制して最後のドルフィンズアリーナ飾る
大相撲名古屋場所で大関とりの足固めを目指す関脇大の里(24)が3日、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の38歳の誕生日に合わせて「名古屋の稀勢の里超え」を目標に掲げた。師匠は、大関時代の2016年の12勝が最多。関取として最初で最後のドルフィンズアリーナでの15日間で、ハイレベルな優勝争いを目指す。 夏場所、12勝3敗で史上最速の初土俵から所要7場所で初優勝したが、師匠を教訓に満足していない。「親方も『12勝3敗で優勝できなかった』と言っていたし、13勝2敗で優勝できなかった時(同年春、夏など計6場所)もあった。一日一番、集中して頑張りたい」 この日は愛知県安城市の部屋宿舎での朝稽古で、十両白熊を相手に7勝2敗など相撲を取る稽古を再開。「追い込まないといけない時期なので」と暑さに負けず、仕上げていく。
中日スポーツ