頼れる「点を取る田中碧」 共存させたい「中村敬斗とトップ下のライバル久保と堂安」 第2戦中止【日本代表「北朝鮮1-0撃破」で浮上した今後の課題】を大激論(6)
サッカー日本代表が北朝鮮代表とワールドカップ2次予選をホームで戦い、1-0で勝利した。これで2次予選3連勝、そして3月26日に北朝鮮のピョンヤンで行われる予定だった試合が没収試合となったことで、規定により3-0で日本の勝利となり、日本の最終予選進出が決まった。では、2次予選における成果と課題はどのようなものか。その先の戦いを見据え、今後の日本代表に必要なものについて、ベテランのサッカージャーナリスト大住良之と後藤健生が激論を交わした。 ■【画像】シュートの天才・中村敬斗「イケメン過ぎる」雄姿に「キュンキュンしちゃう」ファン激増中!
■日韓戦を終えて帰国する「全日本大学選抜」と
――第1戦が終わる前から情報が錯そうし、実際に第2戦がどうなるか分からないというのは、チームにとって大変なことでしたね。 大住「たとえ第2戦がなくなろうが、当初から試合開催が予定されていた26日までは、このチームを手元に置けるんだから、大学生とでも練習試合をやったらよかったのに」 後藤「全日本大学選抜が日韓戦を終えて韓国から帰ってくる。強いチームだから、やらせればよかった」 大住「そうやってでも、この大事な機会を使わないと。次の代表ウィークは6月になってしまうからね」
■3バックでスタートして「途中から4バック」に
――では、今後の戦術や課題について少し。日本代表にとって3バックは、しっかりとオプションになっているのでしょうか。 後藤「それはそうでしょ」 大住「アジアカップにも使っていたしし、必要もないのに去年から何度か使っていたし。負けている相手が最後はパワープレーを仕掛けてくることは、予想がつくことなので」 後藤「3バックでスタートして、途中から4バックに変えるパターンも、どこかでやっておきたいよね」 大住「カタール・ワールドカップでは、4バックから攻撃的な3バックに変えたからね」 後藤「北朝鮮との第1戦で途中から使ったのは、守るための3バックだったけどね」 大住「あれは5バックだよね」 後藤「なでしこジャパンも、勝つために3バックも4バックも使えるようにしようとやっているよ」 大住「とにかく今回の北朝鮮との第1戦は、3バックで逃げ切れたし、良しとしよう」 ――あとは6月の最終予選に向けたメンバーですが、現状、使うべきなのは? 大住「田中碧は使いどきだと思うな。旬の選手だよ」
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