リーグ優勝決定シリーズ第3戦の前日会見に出席したメッツ・リンドア(撮影・横山尚杜)

【ニューヨーク15日（日本時間16日）】米大リーグのポストシーズン（PS）は、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第3戦が16日（同17日）にメッツの本拠地シティ・フィールドで行われる。メッツのフランシスコ・リンドア内野手（30）が前日会見に出席した。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん リンドアは遊撃を守りながら打率・273、33本塁打、91打点、29盗塁と総合力に優れ、ドジャース・大谷翔平投手（30）とともにナ・リーグのMVP候補に挙がっている。この日は2人が会見に出席したこともあり、大谷に関する質問も飛び出し「彼のスパイクはかっこいいよね（笑）」と第一声。ともに契約するニューバランス社のスパイクを愛用しており、大谷が今季途中から愛用する愛犬のデコピンが描かれたスパイクを認識しているようだった。 そして「彼が自分らしくいられる能力はすごいと思う。初日からすごい重圧だったと思うから。多くの注目を浴びても、決して自分を見失わない。それはすごいことだと思う。試合にも敬意を持っている。その点でも尊敬に値する。彼の試合はやはり見ていて面白い」と率直な思いを語った。一方の大谷は「素晴らしいグッドガイですし、僕も好きな選手の一人。チームが勝てればそれでいいという気持ちで、リンドア選手もそういう気持ちでやっていると思いますし、お互いそういう気持ちで素晴らしい試合ができればと思う」と語るなど互いに互いの実力を認め、第3戦以降も続く真剣勝負を待ち望んでいる。