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大みそか放送の第75回NHK紅白歌合戦でチーフ・プロデューサーを務める同局の大塚信広氏が19日、東京都内の同局で報道陣の取材に応じ、STARTO　ENTERTAINMENT所属アーティストの扱いについて「ご出演はありません」と断言した。 【写真】初出場のNumber＿iが会見　平野紫耀「起きて車に乗ったらNHKにいた」 この日、同局で紅白の出場歌手発表会見が行われたが、リストにSTARTO所属タレントの名前はなし。SMILE－UP．がマネジメント業務を行い、旧ジャニーズ事務所時代を含め44年ぶりに出場のなかった昨年に続き、2年連続で「出場なし」となった。 大塚氏は「発表させていただいたものが全て。実際に交渉させていただいて、今回は発表の段階で（リストに）載っていないのは残念」と肩を落とした。今後交渉を続けることや、追加で出演する可能性がないか？との質問には「はい」と答えた。 出演交渉を始めたのは、旧ジャニーズ事務所の性加害問題により見送っていた番組起用を再開すると発表した10月16日のNHK会長会見以降で、この日までに出演しないことが決定。理由については「（STARTOの）皆さんのお話し合いのもとで、そういう判断になったと考えている」と説明。先月20日に放送された特番「ジャニー喜多川　〝アイドル帝国〟の実像」で性加害問題を取りあげたことの影響については「なかった。そこに対して僕らから話したことがない」と否定した。 来年以降もSTARTO所属タレントが出演しないかを聞かれると、「今年の紅白に関してのみ話した」と述べ、オファーする可能性があることを感じさせた。