“1本1000円以上”皮ごと食べられる高級バナナがスイーツに!新たな自社ブランド設立【新潟・柏崎市】
雪国・新潟で育った“高級バナナ”を栽培する柏崎市の企業が、新たな自社ブランドの設立を発表しました。バナナを使ったスイーツやお菓子を商品化し、地域活性化を目指します。 【動画】“1本1000円以上”皮ごと食べられる高級バナナがスイーツに!新たな自社ブランド設立【新潟・柏崎市】 バナナと抹茶を混ぜ合わせて作ったカクテル。使われているのは〝1本1000円以上〟という皮ごと食べられる高級バナナ『越後バナーナ』です。越後バナーナは、柏崎市のシモダ産業が産業廃棄物の処理で出る熱を活用して、5年前から栽培を開始。熱の循環利用により、雪国でバナナを栽培した初の取り組みとして注目を集めました。 11月19日、シモダ産業が取引先や関係者を招き、栽培開始5周年を祝う記念イベントを開催。越後バナーナを使ったスイーツやお菓子など、商品開発を手掛ける新たな自社ブランドの設立も発表されました。会場では、県内外の食のエキスパートが越後バナーナを使ったスイーツを試作し、参加者に振舞いました。 ■ホテル関係者 「海外産のものに比べると触感がねっとりしていて、筋も全くなくて甘みがしっかりあるので、何か作るときにも味の主張が他のものと交わって調和しているような感じでいいと思う。」 ■パティシエ 「どの食材にも合うし、冷たくても温めてもいい。バナナの可能性をすごく感じた。」 ■シモダ産業 霜田真紀子副社長 「バナナの甘さと香り、これまで取り組んできた“サステナビリティ”という部分も、お菓子の中で表現できたらと思っている。そのお菓子を新潟に来た人が旅の思い出に手に取ってもらうことで、柏崎を広く外に発信できたら。」 新ブランドの商品化は、2025年夏頃を目指しているということです。