他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(3)DeNA編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(セントラル・リーグ野手編)
DeNA:神里和毅
・投打:右投左打 ・身長/体重:179cm/86kg ・生年月日:1994年1月17日 ・経歴:糸満高 - 中央大 - 日本生命 ・ドラフト:2017年ドラフト2位 外野の一角を担った実績を持つ神里和毅だが、近年は打撃で苦しみ、出場機会を減らしている。 日本生命から2017年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから86試合に出場すると、翌2019年には「1番・中堅」に定着。123試合に出場し、打率.279、6本塁打、35打点、15盗塁の好成績を残した。 2020年は調子が上がらず、開幕当初は控えとしての起用が続いたが、中盤以降は勝負どころで存在感を発揮。最終的に80試合の出場となったが、打率.308(規定未満)と優秀な数字を残した。 しかし、その後のシーズンでは打撃不振の影響を受け、代走や守備固めが中心に。2023年は64試合の出場で打率.163と低迷した チームは今年のドラフト会議で、同じ左打ちの外野手である度会隆輝を1位指名。来季以降はさらに厳しい立場となることが予想される。一時は外野のレギュラーを担った実力を持つだけに、他球団で復活を遂げる可能性もありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部