【菊花賞馬体診断】ヘデントール
「菊花賞・G1」(20日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】牡馬クラシック3冠最終戦・菊花賞の有力馬をチェック 【ヘデントール B】 黒光りする肌の質感で、毛ヅヤが良く張りも十分。前肢部位の発達が目立ち、首差しも太くて力強い。バランス的にトモの辺りはまだ迫力が出そうなつくり。腹回りは余裕があり、シルエットはまだはっきりとせず。ただ代謝はいい印象だけに、これから追い切りを重ねて締まるところは締まってくるだろう。ゆったりとしたつくりや走法から距離は延びてもOK。ただ、青葉賞での走りを見るとレースに行って癖があるタイプ。スタートもゆっくりめなだけに、その点は気になるポイントだ。 (馬サブロー美浦・石堂道生) 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで7F98秒5-38秒4-11秒8(馬なり)。ジオグリフ(5歳オープン)と併せたが、直線は手応え、脚勢で上回る伸び脚。迫力満点のフットワークを見せており、態勢は文句なし。