シリーズ45周年記念作品「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」25年3月公開 過去の名作を振り返る旧作上映イベントも
「映画ドラえもん」シリーズ最新作のタイトルが「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」(読み:えせかいものがたり)に決定し、2025年3月7日から公開されることがわかった。シリーズ45周年記念作品となる本作では、ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み、大冒険を繰り広げる。 本作の舞台は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーが展開する。 監督を務めるのは、TVアニメ「ドラえもん」の演出を担当し、2007年、「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」でシリーズ初となる女性監督に就任した寺本幸代。本作が「映画ドラえもん」シリーズ4作目となる寺本監督は、「今回の映画ドラえもんは絵の中に冒険に行きますが、アートが題材と言っても何もお堅い所はありません。小さなお子さんから大人まで、難しい事は考えずに楽しめるようなお話になっています。笑いあり、涙あり、感動あり、アクションあり、ミステリーありと、盛り沢山な内容となっておりますので、楽しみにしていて下さいね!」とコメントを寄せた。 脚本は、TVアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、「映画ドラえもん」シリーズに初参加する。 あわせて、特報映像(https://youtu.be/uGry4VB6GRA)が披露された。ベレー帽をかぶり筆を手にしたアートな装いのドラえもんが目新しい、映画45周年記念のロゴから始まり、「この絵には、どんな物語があるのかな?」と、絵の中の世界に想像を膨らませるのび太とドラえもんが映し出される。 ドラえもんのひみつ道具“はいりこみライト”を使い、いざ絵の中の世界へ。飛び込んだ絵の先には、アートリア公国という、壮大な中世ヨーロッパの世界が広がっていた。ドラえもんたちに一体、どんな冒険が待ち受けているのか。そして、この世界に隠された秘密とは? 映像内には、ドラえもんたちが絵の中で出会う仲間たちの姿も描かれている。絵に描かれた謎の国アートリアから来た少女・クレア、アートリア公国に住む絵の上手な少年・マイロ、そして、羽の生えた小さな悪魔・チャイ。ストーリーの鍵を握るキャラクターたちの続報に期待がかかる。 また、「映画ドラえもん」シリーズ45周年を盛り上げる記念イベントやコンテンツも発表された。歴代作品を劇場で楽しめるスペシャル企画「シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり」を開催し、上映される作品はファンの投票により決定。これまでに公開された全43作品のうち、投票で選ばれた5作品を2025年1月中旬~2月上旬、全国93館の劇場で期間限定上映する。投票期間は9月27日から10月31日の約1カ月、映画公式サイト内の特設ページにて投票受付中。劇場上映される作品は、後日発表される。 さらに、映画45周年と、藤子・F・不二雄生誕90年を記念して、ドラえもん公式YouTubeチャンネル(「【公式】ドラえもん / 藤子・F・不二雄チャンネル」)がリニューアルされる。リニューアル後のYouTubeチャンネルでは、本作の最新情報や、ドラえもんに関する様々なコンテンツを発信予定。本日9月27日午後6時30分からは、リニューアルを記念して生配信企画も実施する。 「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」は2025年3月7日から公開。寺本監督のコメント、発表されたオリジナルキャラクターは以下の通り。 【寺本幸代 コメント】 12年振りに『映画ドラえもん』の監督をさせて頂いております。 久しぶりのドラえもん達との冒険活劇の世界に、私もワクワクしっぱなしです。 今回の映画ドラえもんは絵の中に冒険に行きますが、アートが題材と言っても何もお堅い所はありません。小さなお子さんから大人まで、難しい事は考えずに楽しめるようなお話になっています。 笑いあり、涙あり、感動あり、アクションあり、ミステリーありと、盛り沢山な内容となっておりますので、楽しみにしていて下さいね! ★クレア 絵に描かれた謎の国アートリアから来た少女。ひょんなことからドラえもんたちの前に現れ、共に冒険をすることになる。 ★マイロ アートリア公国に住む絵の上手な少年で、クレアの幼なじみ。絵師だった亡き父を目指し、日々絵を描き続ける。 ★チャイ クレアと共に現れた、羽の生えた小さな悪魔。チョコレートが大好き。