京都鉄道博物館の収蔵車両決定 新幹線や機関車C62など
JR西日本は20日、2016年春に開業する「京都鉄道博物館(京都市下京区観喜寺町)」の収蔵車両が決定したと発表した。収蔵される車両には「0系新幹線」第1号車や国鉄最大の蒸気機関車「C62形」など、歴史のある車両がズラリ並ぶなど、鉄道好きにはたまらない内容が期待される。
ギネスブックに登録された500系新幹線なども
同社によると、収蔵されるのは梅小路蒸気機関車館にある蒸気機関車を含む「53両」。時速300キロでの営業運転でギネスブックに登録された500系新幹線、戦後の特急列車をけん引した国鉄最大の蒸気機関車C62形などもある。 また、先ごろ話題となったトワイライトエクスプレスの客車など歴史的に価値ある車両が展示されることになる。
日本の近代化をけん引した貴重な車両を収蔵
車両の内訳は蒸気機関車23両・電気機関車5両・ディーゼル機関車2両・電車5両・気動車1両・客車9両・貨車2両・新幹線電車6両となっている。 同社は「蒸気機関車から新幹線電車まで、日本の近代化をけん引した貴重な車両を収蔵していく」としている。