【バスケ】名古屋ダイヤモンドドルフィンズ“愛知ダービー”制し初のSF進出!エース齋藤拓実「チームの歴史に名を刻んだ」
Bリーグ1部・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)は12日、ホームのドルフィンズアリーナでシーホース三河(中地区2位)と対戦し、84-75で勝利。チャンピオンシップクォーターファイナル(QF)を2連勝で終え、チーム史上初となるセミファイナル(SF)進出を果たした。 第1クォーター、前日の第1戦同様、両者譲らず18-19と1点ビハインドで終える。続く第2Q、残り7分38秒にインサイドの柱であるスコット・エサトンが3つ目のファウルを犯しベンチに下がると、三河はダバンテ・ガードナーを中心にペイント内で得点を重ねる。三河に流れをつかまれ最大11点差までリードを広げられた名古屋Dが、41-47と6点ビハインドで前半を折り返すこととなった。 後半、第3Q早々に齋藤拓実の3Pシュート、エサトンのレイアップシュートなどで1点差に詰め寄ると、その後は一進一退の展開に。第4Q残り6分4秒、斎藤からパスを受けたエサトンがバスケットカウントワンスローを決め、62-60とリードを奪い返すと、真っ赤に染まったドルフィンズアリーナは熱狂に包まれる。その後、リードを二桁に広げた名古屋Dは、三河の猛追で一時1点差まで詰め寄られる場面があったものの、最後はフリースローゲームを制し、2勝0敗でシリーズを勝ち抜いた。 名古屋Dは齋藤拓実が2戦連続チーム最多となる23得点8アシストを記録。他にもエサトン19得点7リバウンド、ティム・ソアレスが14得点11リバウンドのダブルダブルを記録し、チームの勝利に貢献した。レギュラーシーズンからの連勝を「8」に伸ばした名古屋D。SFでは三遠ネオフェニックス(中地区1位)を破った広島ドラゴンフライズ(西地区3位)との対戦が決まり、両者ともに勝てばチーム史上初のファイナル進出となる。 試合後、名古屋Dのショーン・デニスHC、中東泰斗、齋藤が記者会見に登場し、記者の質問に答えた。