『ゴジラVSコング』続編、全米公開を前倒しへ ポン・ジュノ最新作は延期
新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』の全米公開が、当初の予定よりも2週間早い今年3月29日に変更された。9日、配給のレジェンダリーとワーナー・ブラザースが発表した。 『ゴジラvsコング』(2021)の“その後”が描かれ、怪獣界の2大巨頭が強敵を倒すため遂に共闘することに。新作では地球空洞説の謎が掘り下げられ、予告編にはゴジラ&コングの脅威となる「タイタン」の姿が収められている。 アダム・ウィンガードが再び監督を務め、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ダン・スティーヴンス、カイリー・ホットルらが出演している。
「モンスター・ヴァース」の5作目
「新たなる帝国」は、『GODZILLA ゴジラ』(2014)、『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、そして『ゴジラvsコング』(2021)に次ぐ「モンスター・ヴァース」シリーズの5作目。 さらに、これまでテレビシリーズ2本が制作されており、アニメ『髑髏島』(2023)、ドラマ『モナーク: レガシー・オブ・モンスターズ』(2023)がそれぞれNetflixとApple TV+で配信された。
ポン・ジュノ最新作は延期
3月29日には当初、ポン・ジュノ監督最新作『Mickey 17』が封切られる予定だった。しかし、同作の公開はストライキの影響で延期。新たな公開日は、近日発表されるとみられる。 エドワード・アシュトンの同名小説を映画化した『Mickey 17』には、ロバート・パティンソン、スティーヴン・ユァン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロが出演している。 遠く離れた惑星を植民地化する任務を背負った男を軸に、命がけの試練に挑む乗組員たちの姿を描く。彼らの記憶は保存されており、死ぬとクローンとして生き返るという設定だ。