世界5位メドベージェフ 全仏OP2年ぶり3回戦進出、第2セット途中で対戦相手が棄権<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、第5シードのD・メドベージェフと世界ランク57位のM・キツマノビッチ(セルビア)の男子シングルス2回戦が行われたが、メドベージェフは6-1, 5-0とした時点でキツマノビッチが途中棄権したため、2022年以来2年ぶり3度目の3回戦進出を果たした。 【錦織 圭、ジョコビッチ、メドベージェフら全仏OP組合せ】 昨年は1回戦で敗れていた世界ランク5位のメドベージェフ。同大会とは相性があまり良くなく、初出場した2017年から2020年までは1勝もあげることができず、全て初戦敗退だった。それでも、2021年にベスト8、2022年にはベスト16に進出。昨年はBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でタイトルを獲得するなど徐々にクレーコートへの苦手意識は払拭されつつある。 今大会では1回戦で世界ランク65位のD・ケプファー(ドイツ)を6-3, 6-4, 5-7, 6-3で破り、2022年以来2年ぶり3度目の初戦突破を果たした。 そして2回戦の第1セット、メドベージェフは16本のウィナーを決めファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。開始から圧倒すると1ゲームしか取られず、わずか28分で先行する。 続く第2セット、勢いに乗るメドベージェフは開始から5ゲーム連取に成功。ゲームカウント5-0と大きくリードした時点でキツマノビッチが途中棄権を表明した。試合時間は55分。 なお、勝ち上がりを決めたメドベージェフは3回戦で第31シードのM・ナヴォーネ(アルゼンチン)と世界ランク34位のT・マハーチ(チェコ)の勝者と対戦する。
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