【旧優生保護法訴訟】全国で初めて被害を訴えた宮城の女性が和解成立 賠償金1650万円<仙台高裁>
国と和解をしたのは宮城県に住む飯塚淳子さん(仮名・70代)。 旧優生保護法をめぐって国に賠償を求め訴えを起こしていたが31日、国が飯塚さんに対し1650万円の賠償金に遅延損害金を加算した金額を支払うことで和解が成立した。 【特集】飯塚淳子さん(仮名)強制不妊手術を受けさせられたのは16歳 全国の『旧優生保護法』訴訟のきっかけになった女性 飯塚さんは全国で初めて被害を訴え、その期間は27年に及んだ。 旧優生保護法は今年7月、最高裁大法廷が憲法違反との判断を示すとともに、国の賠償責任を認める統一判断を言い渡している。