来春開校「いまみや小中一貫校」。中学校の英語担当教員が小学生の英語を指導
どんな教育に取り組むか関心高まる
中学3年生を対象とする13年度「全国学力・学習状況調査」で、今宮中学校は数学の回答率で全国平均を上回った。12年度は全国平均を8・1ポイントも下回っていたが、13年度は同平均を1・9ポイント上回り、1年間で大きな成果をあげたわけだ。 今月開かれた学校公開や学校説明会に、地元西成区はもとより、鶴見区、北区、大正区など、市内一円から見学者が訪れた。 今宮中学校では「生徒たちが学力向上を目指してがんばってくれたことは、当校のホームページでも紹介しています。交通のアクセスが良いこと、中学生も自校調理の温かい給食が食べられることなどの要素を含めて、『いまみや小中一貫校』に対して、どんな教育に取り組むのかという期待や関心が高まっているのではないか」と話している。 「いまみや小中一貫校」の募集対象は大阪市内在住で、来年度に小学校1年生から6年生、中学校1年生、2年生になる児童生徒。入学希望者は、所定の用紙「希望調査票」を住んでいる区役所の担当まで、10月末日までに持参するか、送付すること。 「希望調査票」や「学校案内」は各区役所や校区の小中学校で入手できる。希望者が受け入れ可能人数を超えた場合は抽選を行う。「いまみや小中一貫校」に関するくわしい情報は大阪市や現今宮中学校のホームページで。(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)