ガーミンから「ゴルフGPSウォッチやアプリと連動する」新作ゴルフ距離計が誕生! 計測データを共有できる「アプローチZ30」の実力とは
計測した距離をデバイス間でリアルタイムに共有可能
アメリカ発のGPS機器のパイオニアであるガーミンから、ゴルフ用レーザー距離計「アプローチZ30」が登場しました。 【画像】「えっ!…」これが複数のデバイスでデータを共用できるガーミンのゴルフ用レーザー距離計です(12枚)
このモデルの特徴について、ガーミンジャパンのマーケティング部・酒井さんは次のように話します。 「『アプローチZ30』は、互換性のあるガーミンのゴルフGPSウォッチ『アプローチS70』などとともに利用し、つなぐことで、計測した距離をデバイス間でリアルタイムに共有できます。 レーザー距離計のファインダー内にピンからグリーンのフロント/バックエッジを表示するとともに、ゴルフGPSウォッチ上にレーザー計測した距離をアーク線で表示できることが最大の特徴です。 さらに、最大400ヤード先までのピンフラッグを捕捉でき、6倍の倍率でピンやフェアウェイの細部まで距離測定が可能です」 ●ガーミンウォッチやアプリとの連動で使える5大機能 ガーミンのゴルフGPSウォッチやアプリとの連動により、デバイス間で計測した距離を共有できる「アプローチZ30」。ペアリングによってプレーに役立つ5つの機能を実現します。 ひとつ目は、ピンポジションがファインダー内に数字で表示される「フラッグファインダー」です。グリーン上のピンを捕捉してバイブレーションが稼動後、ファインダー内にピンのグリーン上での相対距離(ピンからフロントとバッグエッジまでの距離)を表示。表示はどんな天候でも見やすい赤色の透明OLED(有機EL)を採用しています。 ふたつ目は、PlaysLike距離がファインダー内に表示される点。高低差を考慮し、現在位置からターゲットまでの打つべき推奨距離がファインダー内に表示されます。さらに、ゴルフGPSウォッチとの連動により、風や気象環境も加味して推奨距離が計算されるのもポイントです。 3つ目は、レーザー距離計で計測した距離をデバイスでも確認できる点。互換性のあるガーミンウォッチやハンディGPSナビ、またはアプリにレーザー距離計で計測した距離が送信され、表示されます(レンジリレー機能)。さらに、計測した距離がコース上にある場合は赤色のアーク線で表示、グリーン上の場合は黄色のアーク線で表示されるので、ターゲットの距離を俯瞰で把握できます(レーザーレンジアーク機能)。 4つ目は、ピン位置の自動補正。レーザーでピンを捕捉すると同時に、ウォッチやハンディGPSナビに表示される縦方向のピン位置も自動的に補正されます。 そして5つ目は、本体の位置情報を確認できる機能です。万一「アプローチZ30」をコースに置き忘れてしまった場合、Find My Garmin機能で最後にアプリ(スマートフォン)とBluetooth通信がおこなわれた際のデバイスの位置情報を表示可能。紛失しても見つけ出すことができます。 ●製品仕様 ・価格(消費税込):6万5800円 ・サイズ:W112×D80×H39mm ・重量:210g ・望遠倍率:6倍 ・防水性能:IPX7
津田昌宏