地下鉄三宮駅の刺傷事件、容疑者の49歳女を鑑定留置 調べに黙秘続ける
神戸市の市営地下鉄三宮駅で今月18日、70代の女性が包丁で刺され重傷を負った事件で、神戸地検は27日、殺人未遂の疑いで逮捕された住所、職業不詳の山本裕子容疑者(49)を鑑定留置した。期間は令和7年3月31日まで。精神状態や刑事責任能力の有無などを調べる。 事件は18日午後0時25分ごろ、三宮駅の改札口付近で発生。山本容疑者は70代女性の背中2カ所を刃渡り約17㌢の包丁で刺して殺害しようとしたとして、兵庫県警に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されていた。女性は約1カ月の重傷を負った。 捜査関係者によると、女性は山本容疑者について「知らない人」と説明。山本容疑者は調べに黙秘しているという。