５県警の合同捜査　滋賀での特殊詐欺で１２人再逮捕

滋賀県警など５つの県警の合同捜査本部は、カンボジアを拠点とする特殊詐欺に関与したとしてすでに逮捕されていた１２人の男を、滋賀県の女性が被害に遭った特殊詐欺事件にも関わっていたとして、再逮捕しました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、住所不定の配管工の男・４３歳など、１８歳から４５歳の男らあわせて１２人です。 １２人は、他の者と共謀して、今年７月から８月にかけて、滋賀県内に住む６０代の女性の家や携帯電話に、複数回電話をかけ、警察官などになりすまして、「麻薬の密売捜査であなた名義の通帳が出てきた。」といった嘘の口実で女性から現金あわせて１９９９万円をだまし取った疑いが持たれています。１２人は、他の特殊詐欺事件で、すでに先月、茨城県警などに逮捕されていました。 男らは、カンボジアで特殊詐欺電話の「かけ子」をしていたとみられます。警察は、１２人の認否については捜査に支障があるとして、明らかにしていません。