川崎FのOB会が発足イベント 中村憲剛さんは「歴史を積み重ねたということ」と感慨深げ
サッカーのJ1川崎フロンターレのOB会による試合とファン交流会が12日、川崎市のAnkerフロンタウン生田で行われた。 5月のクラブOB会「FOB会」発足を記念した初のイベントでOB31人らがブルーとホワイトの2チームに分かれて対戦。前後半各20分のはずが、コンディションの問題で後半は15分に短縮されるハプニングもあった中で中村憲剛さん、大久保嘉人さんらが参加して観戦したファン約500人を喜ばせた。ちびっ子選手とのエキシビションマッチ後にはファンとの交流会が行われ、サイン待ちの行列ができる場面もあった。 3―0で制したホワイトの一員として1得点1アシストを記録した中村さんは「久しぶりに会う人ばかりだけど、ボールでつながれるのは素敵だなと思いました」と振り返り「OBの人たちが増えた。クラブが歴史を積み重ねたということ」と感慨深げだった。初代OB会長に就任した中西哲生さんは「選手がシーズン中で（日程的に）難しい部分がある中、サポーターや川崎の方々に喜んでもらえる活動を我々OBで補完できれば」とさまざまなイベントを企画していく方針を示した。
