「本当に今、幸せだ」…香取慎吾と草彅剛の“ぶっちゃけトーク”に感じた「SMAP再結成」の現実味
「まさかここまで本音を話すとは……」 そう語るのは民放キー局のプロデューサーだ。 元SMAPの香取慎吾が、5月19日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)にVTR出演。’16年に起きたSMAPの解散騒動の舞台裏を赤裸々に語った。 【秘蔵画像】美しい…! YOSHIKIと交際発覚の工藤静香「20代とは思えない圧倒的オーラ」写真 香取はスタジオにいた草彅剛と当時のやりとりについて 「あの時、本当にどういう選択をすればいいのかっていう時に、みんなそれぞれ話した中で、彼の言葉で、僕の人生でとても大きかったのは『わかった、オレは慎吾と南の島で暮らす』って言ったんですね。『ふざけんな。そんなこと言っている場合じゃないんだ』と。でも、それを大きな声で投げつける草彅剛はマジなんですよ」 と回顧。続けて 「僕はその時期、メディアやいろんなところに『香取慎吾引退』『海外に留学か』と報じられて『いや違う、俺はやるんだ』っていう思いでいるのに、南の島に誘うんです。でも、冗談じゃないから。 僕が凝り固まって、苦しそうだったから、南の島行こうぜと。彼は本気なんですよ。その本気がカッコいいよね」 と草彅の何気ない“ひと言”に感謝の言葉を並べた。 当時を振り返ると、SMAP全員での独立の流れが木村拓哉のジャニーズ事務所残留で白紙に。香取と木村の間には修復しがたい亀裂が入った。 後日、故ジャニー喜多川氏が中居正広、草彅、香取を呼び寄せ、必死に思い留まるよう説得したが、香取がその申し出を固辞したといういきさつがある。 当時取材したメディア関係者によると 「中居は最後までグループを存続させようと抵抗していたが、香取が頑なにNOだった。その様子を見た草彅は香取の気持ちに寄り添った。 当時は本当にピリピリしていたが、まさかその裏側で南の島をめぐるやりとりがあったとは……。とても驚いた」 と話す。 香取の感謝の言葉に草彅は 「普段、あんなに僕のことを褒める機会ってないので、ジンとしました」 と感慨深げにコメント。続けて 「大変な時期とか、乗り越えないといけない時期っていうのはあったので。ともに人生の選択をした仲間。隣に慎吾ちゃん、(稲垣)吾郎さんがいてくれて、いろいろ形は変わりましたけど、本当に僕は今、幸せに挟まれているな」 と噛みしめるように語った。 かつてSMAPが在籍していたジャニーズ事務所は昨年の故ジャニー喜多川氏の“性加害問題”で消滅。補償業務を行う『SMILE-UP.』と、タレントのマネジメントおよびエージェント業務を行う『STARTO ENTERTAINMENT』に分かれた。 そのタイミングでウワサされたのがSMAPの再結成。STARTO社の福田淳社長が再結成に含みを持たせたことで、がぜん現実味を帯びたが……。 「今回の香取さん、草彅さんの口ぶりを見るとその目はないだろう。もうSMAPは過去の話。メンバーは全員、新たなステージで活躍している。再結成して“時計の針を戻す”メリットがない」(前出・民放プロデューサー) 最近では、放送作家の鈴木おさむ氏がSMAP騒動下で放送されたフジテレビ系『SAMP×SMAP』での“公開処刑”とも呼ばれた、メンバー全員でジャニー喜多川氏へ“生放送謝罪”したことの裏側を著書で明かし話題となった。 「もちろん『書きますよ』という了承は得ている。つまり当事者間ではSMAPは〝歴史になった〟ということ。懐かしむことはあっても、再び集って活動する可能性が極めて低いと思う」(同・民放プロデューサー) メンバーで唯一旧ジャニーズ事務所に残留した木村拓哉もSMAP解散についてはほとんど触れたことがない。決して引け目を感じているからではなく、俳優やソロ歌手としてすでに歩みを進めているからだ。 もはや「SMAP再結成」は毎年の風物詩のようなものかもしれない……。
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