ヨネックスが2024年モデル「EZONE GT」シリーズを発表! 先進カーボン採用で歴代最高の“飛び”を実現。岩井姉妹使用カラーモデルも
23年シーズンに大ブレイクし、2024年2月7日にJOC認定オリンピック強化指定選手に選出された岩井明愛、千怜姉妹が契約するヨネックスから2024年モデル『EZONE GT』シリーズを発表。発売は2024年4月上旬を予定しているという。
世界最高水準のカーボン成形技術を活用
ヨネックスといえば、最近では池田勇太、片山晋呉、小田孔明、大槻智春、竹安俊也、岩田寛など契約フリーのツアープロがこぞって使用しているアイアンで有名だが、実はカーボン素材の扱いでは一日の長があるメーカーだ。それは、1957年からカーボンを主材料とした世界最高水準のバドミントンラケットを作っているからであり、その技術を応用し、シャフトやカーボンを用いたヘッドの成形をしているためだ。 2017年に初登場した『EZONE GT』シリーズは今作で4代目となるが、ここでもヨネックスの強みであるカーボン成形がテクノロジーの根幹をなしている。新構造となる“ストライクスピード・カーボン” は素早いしなり戻りと、高い復元力を生む先進カーボン「2G-Namd Speed」をソール部に複合したことで、オフセンターヒットしてもボール初速の減少を抑えることが可能になったという。また、ソール部は従来よりもカーボン複合エリアを10%拡大させることで、2G-Namd Speedを複合したカーボンクラウンとの相乗効果で、歴代最高の“飛び”を実現した。また、ヨネックス独自の“縦レーザーミーリングフェース”により、スピン軸の傾きが小さくなり、方向性が安定し、平均飛距離のアップが見込めるという。 24年モデルのヘッドは直進性の高い『EZONEGT Type-S』とドローバイアスの『EZONE GT Type-D』の2種類のヘッド形状をラインナップ。どちらも飛びのエネルギーを逃がさないヘッド構造である“サイドウォール偏肉厚み設計”を搭載。
さらに、先進カーボン素材を使用した国内自社工場製の独自設計シャフトは、しなり戻り性能に優れる「2G-Namd Flex Force」を手元側に複合することで、コンパクトでスムーズなスウィングを生み、強力な初速性能を実現した。