大谷翔平、開幕戦での投手復帰は「可能性が極めて低い」 左肩手術で米記者が反応「投球スケジュールが後ろ倒しになるかも」
GMは「リハビリのプロセスがどうなるかわからない」と説明
日本人スターの状態に不安の声が広がっている。 ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を亜脱臼するアクシデントに見舞われながらも、第3戦~第5戦で強行出場を続け、チームのWS制覇に貢献した大谷翔平。現地11月5日には、左肩関節唇断裂の手術に無事成功し、「スプリングトレーニングに間に合う見込みだ」と球団側から発表された。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! しかしMLB公式サイトによれば、現地11月6日、ドジャースのゼネラルマネージャー(GM)を務めるブランドン・ゴームズ氏が、「リハビリのプロセスがどうなるかわからない」と説明。投手・大谷の復帰時期に関して、「推測したくない」と明言を避け、「全体像を捉えながら逆算し、10月に投げられるよう最善を尽くす」と語ったという。 これらの発言を受け、地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、自身のXを更新。「肩関節唇の手術が投球に大きな影響を与えることはないだろうが、今オフの投球スケジュールが後ろ倒しになる可能性はある。開幕までに登板できるかは、不透明(可能性がないわけではないが)ということだ」と反応を示している。 また、米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「ショウヘイ・オオタニが左肩関節唇断裂の手術を受けたため、来年3月に東京で行われるシカゴ・カブスとの2連戦は、現時点で登板の可能性が極めて低くなった」と指摘。その上で、「ドジャースが4月に登板可能だと楽観視している」とも綴り、球団側の姿勢を報じていた。 はたしてどのような状態で来季を迎えるのだろうか。今はただ、万全な状態での復帰を願うばかりだ。 構成●THE DIGEST編集部