きっかけはM-1…ブラマヨ・吉田が人気芸人との“確執”明かす
10月20日午後放送のカンテレ『マルコポロリ!』は、ブラックマヨネーズ・吉田敬を掘って掘って掘りまくる95分スペシャル「ブラマヨ吉田徹底解剖SP」を放送。吉田が第1回の『M-1グランプリ』をきっかけに、かわいがっていた後輩の麒麟・田村裕と一時疎遠になっていたと明かした。 【写真】M-1番組グランプリ後、麒麟・田村との関係語る、番組カット【14点】 今回の番組には2人のほか、吉田を慕うすゑひろがりず・南條庄助、ガクテンソク・奥田修二、ネイビーズアフロ・みながわ、烏龍パーク・橋本武志が登場。2005年の『M-1グランプリ』優勝を経て、今も第一線で活躍を続ける一方で、私生活では謎の多い吉田の素顔に迫る。 吉田は『M-1グランプリ』がスタートした2001年当時について、「M-1って言うのが始まるぞとなって、なんか分からんけど自分らは準決勝で負けたんですよ。そしたら麒麟が決勝に行って」と切り出し、「大したことない大会なはずやから…と思ってたんですけど、蓋を開けてみたらガチもガチのとんでもない大会だと分かったんです」と新たな漫才賞レース誕生を、驚きを持って受け止めたと語った。 続いて隣の田村を指し、「こいつが決勝終わって大阪に帰って来たら、道でめちゃくちゃ声掛けられるんですよ。最初の頃は『写真撮ってください』って言われても、やっぱり俺やろなと思って『ピース!』とかやってたら、その子に『いや、あの…撮ってください』ってカメラ渡されて…」と回顧。これにMCの東野幸治が「『俺がお前らを撮んのか!』っていうのが正直な気持ちよね(笑)」と語ると、吉田はうなずきながら「田村が『すいません』って言ってくれたんですけど、それがつらいというか」と力を込め、田村に「お前があと一言謝ってたら、俺泣いとったで!」と打ち明けると、スタジオは大爆笑に包まれた。 その日の事は田村もよく覚えていて、「その場では普通に写真撮ってそのままご飯とか行ったんですけど、いつもより口数が少ないんですよ。で、それまで毎日のように誘われてたのに、急に連絡がピタッとなくなったんですよ」と吉田の“変化”を紹介。 東野が笑いをこらえながら、「ちょっと確認ですけど、『田村が先に人気になったから疎遠になった』っていうのは、合ってるんですか?」と尋ねたところ、吉田は神妙な面持ちのまま「全て事実です」とハッキリ述べ、大阪のお兄さん方から「小っちゃ!(笑)」と大笑いが起こる中、「これよね!これが天下の吉田敬よ!」と東野は唯一無二のキャラクターを褒め称えた。 吉田は当時の心境について、「やっぱり自分としてはつらくて、そこから2002年、2003年、2004年とM-1を見ることさえやめてました」と、あまりのショックに『M-1グランプリ』とは距離を置いていたとカミングアウトした上で、「でもある日、僕らは漫才よりもラジオでのフリートークのほうが面白いって気づいたんです。それで、これまでのネタに足りなかったのは“人間味”やなと。僕と小杉がやらなきゃ面白くない漫才をしないとダメだなと思ったんですよ」と続け、そこから今や伝説となっている掛け合い漫才を生み出し、2005年大会で一気に優勝まで駆け上がったと胸を張った。 その流れで、後輩達からの大絶賛を受けた吉田はみるみるうちに高揚していき、その様子を見た東野が思い出したように、「久しぶりに聞きますけど、ブラマヨが優勝した時のM-1って何組エントリーしてたんですか?」と聞くと、間髪をいれず「3378組です」とドヤ顔。「これを言えなくなった時は、俺を老人ホームに入れてください」と王者としてのプライドを見せるなど、95分間見事に爆笑をかっさらった吉田だった。
ENTAME next編集部