ロッテ新コーチ・建山義紀氏が“初出勤”「一番の仕事は背中を押してあげること」
ロッテの新コーチに就任した建山義紀氏(48)が6日、“初出勤”した。ZOZOマリンスタジアムで行われている秋季練習に合流。スーツにネクタイ姿で就任のあいさつを済ませると、すぐに着替えてグラウンドでナインの動きを見守った。 【写真】秋季練習に合流し、吉井監督(左)と談笑しながらともに練習を見守るロッテ・建山義紀コーチ 「今年まで敵として戦っていたチームにこうやってくるというのは不思議な感じですけども、縁あって今回ユニフォーム着ることになったので、本当にマリーンズのためにしっかり尽力していきたいなと思ってます」 23年から今季まで2年間、日本ハムの1軍投手コーチを務めた。まだ、ロッテでの役職は発表されていないが、投手強化の役目を担うことになる。「個々の能力が高い投手陣と思ってますし、そこを最大限引き上げて、僕の一番の仕事はピッチャーが不安な気持ちなく、マウンドに上がれるように背中を押してあげることと思ってるので、そういうことやっていけたら」と抱負を語った。 吉井監督とは08年から3年間、選手とコーチの関係で、その指導方針も理解している。「身に染みて分かってますし、僕自身も自分で気づいて取り組んで成長していけたタイプと思ってるんで、そういうところは尊重したいというか、参考にしていきたいと思います」と話した。