フランスに敗れた日本代表。（右から）河村、渡辺雄、ホーキンソン（３０日）＝提供・共同通信社

　「パリ五輪・バスケットボール男子・１次リーグ、日本９０－９４フランス」（３０日、ピエール・モロワ競技場） 【写真】「ファウルはなかったと思う」　物議を呼んでいる河村のプレー 　日本は開催国のフランスと延長の末に敗れ、大金星を逃した。完全アウェーの中、第４Ｑ残り１０秒で４点をリードしていたが、相手にバスケットカウントスリーポイントを決められ、まさかの４点プレーで同点。延長戦では完全にスタミナが切れ、力尽きた。 　ＮＢＡやＷ杯などの取材経験が豊富なドナタス・アーボナス記者が、欧州メディア「バスケットニュース」に「カワムラ、日本がフランス戦での物議を醸したファウル判定に反応」との記事を投稿。「ソーシャルメディアでは、これが本当にファウルだったのかどうかについて議論が巻き起こった。バスケットニュースは、この物議を醸したプレーについて日本代表の選手と監督の意見を求めた」とし、選手やホーバス監督のコメントを紹介した。 　河村は同氏の取材に「ファウルはなかったと思う」とコメント。「しかし、ストラゼルは素晴らしいシューター。あれは難しいシュートだったが、彼はそれを決めた」と話したという。また、渡辺雄太は「もちろん、我々はファウルをしないように努めた。彼らが３点を決めても、私たちはまだ１点リードだから」とした上で「河村は素晴らしい仕事をしたと思うし、彼や誰かを責めるつもりはない」と振り返った。 　またホーバス監督は「ファウルには見えなかったけれど、彼は私に背を向けていたので接触したかどうかは分からなかった」と回答。最後は「しかし、ストラゼルは素晴らしいショットを決めた」と締めくくったという。