〔東京株式〕足踏み状態=新たな買い材料なく(12日後場中盤)
(14時02分)日経平均株価は足踏み状態。値上がり銘柄数はプライム市場全体の7割を超えているが、「これ以上、上値を追うほどの材料はない」(国内証券)という。ただ下値も堅く、「利益確定売りに押されないことからは地合いの良さも感じる」(同)との声も聞かれた。 (後場寄り)午後の日経平均株価は前日比547円89銭高の3万9920円12銭と大幅高で推移している。節目である4万円付近での推移で利益確定の売りも出て、上値は重い。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比508円87銭高の3万9881円10銭と続伸した。東証株価指数(TOPIX)は28.24ポイント高の2777.55。前日の米国市場でハイテク株が買われたことを受けて半導体関連株が上昇し、日経平均は一時、約2カ月ぶりに4万円台を回復した。 74%の銘柄が値上がりし、22%が値下がりした。出来高は9億9152万株、売買代金は2兆2569億円。 業種別株価指数(33業種)はサービス業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器、精密機器などが上昇率上位。下落は鉄鋼のみ。 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高は2億1186万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに堅調。 (10時16分)日経平均株価は4万円台を回復した。前日の米国市場では、ハイテク株が堅調に推移し、ハイテク株中心のナスダック総合指数は初めて2万の大台に乗せて取引を終えた。東京市場でもアドバンテス <6857> やディスコ <6146> など半導体関連株の上昇が目立っている。為替の円安も買いを誘っている。 (寄り付き)日経平均株価は前日比477円74銭高の3万9849円97銭と上昇して始まった。前日の米国市場でハイテク株が上昇したことを受け、東京市場でも半導体株に買いが入り、株価を押し上げている。