USJへ向かう路線…かつては運河 なぜか「川すれすれ」の鉄橋 『鉄道用の車輪』シェア100%のメーカーで知ったまさかの撮影場所 大阪・此花区【兵動大樹の今昔さんぽ 関西テレビ「newsランナー」】
【日本製鉄 職員】「今年度に新しいプレス機に更新の予定がございまして。(動いているところを見られるのは)最後ですね」 【兵動さん】「熱いの来たわ!」 【日本製鉄 職員】「こちら左側に加熱炉がございまして。材料を約1280℃くらいで加熱して、こちらに搬送してプレスします」 【兵動さん】「おぉ~!大迫力やん。すごい!」
高温で加熱された材料に、プレス機で圧力をかける様子を見ることができました。その迫力に、思わず驚嘆の声を上げる兵動さん。 【日本製鉄 職員】「なかなか見られるものではありません。(プレスすることで)こちらの形状になります」 【兵動さん】「(プレスするのに)あれだけ水がいるんですね」 【日本製鉄 職員】「そうですね。“水圧9000トンプレス”といいます」 【兵動さん】「わぁ、(車輪の形が)できた。すごいわ」
■男性だけだった職場で活躍する女性たち
【兵動さん】「(プレス機は)こちらで操作をしているんですか?」 【日本製鉄 総務部 主幹 北村光弘さん】「そうなんです。この設備はまだ手動操作です」 【兵動さん】「65年前の機械だから。すごいね、オペレーターの方、女性がやられているんですけど。もう長いんですか?」 【日本製鉄 奥田亮穂さん(26歳)】「そうですね。(入社して)もう8年目です」 2016年に入社した奥田さん。女性のオペレーターがこのプレス機を操作していました。 【日本製鉄 総務部 主幹 北村光弘さん】「実は、この職場に女性が来たのは(奥田さんが)初めてなんです。もう1人女性がいて、2人同時で(女性が入社した)。(以前は)女性がいなかったので。結構、見てたらかっこいいでしょ?憧れだけではできない仕事なので、『よく考えろよ』ということで、2人には『あかん(採用できない)』と言っていたんですけど、もう彼女たちの本気度が伝わって、根負けしまして」
【兵動さん】「それでお2人がここの職場に?なんでそんなにやりたかったんですか?」 【日本製鉄 鳥井彩華さん(26歳)】「どうせ仕事にするなら車輪を作っている所に行きたくて。(車輪を)成形しているところに行きたいとなったら、ここに」 そんな2人の話を聞いた兵動さんは…。 【兵動さん】「スイーツとか、好きですか?」 【日本製鉄 奥田亮穂さん(26歳)】「めちゃめちゃ好きです」 【兵動さん】「なんか安心した。すごい、素晴らしいね。こうやって志を持っているというのはすごいですわ」 そろそろ本題へ。写真について聞いてみると…。 【日本製鉄 総務部 主幹 北村光弘さん】「昭和50年はまだ小さかったので(分からない)。構内で定年した方がまだ働いている方がたくさんいますので、OBに聞くと多分、(写真の電車に)乗ったことあるって方は多いと思いますね」 当時を知るOBを探してもらっている間に、この鉄橋の写真があるというので、見せてもらうことに。