2023年、プレミアでマンCに次いで2番目に多い“勝ち点85”を稼いだのは 止まらないエメリ・マジックの脅威
今季はプレミア制覇も夢ではない
2023年のプレミアリーグを振り返ると、やはり最強だったのは昨季に3冠も達成したマンチェスター・シティだろう。 英『Football365』が2023年の成績をまとめているが、マンCはプレミアリーグで合計93の勝ち点を稼いでいる。これは年間No.1の数字だ。29勝6分6敗と安定感は抜群だ。 では、マンCに次いで2番目に多くの勝ち点を稼いだチームはどこか。それはウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラだ。 エメリは2022年の11月にアストン・ヴィラの指揮官に就任すると、調子を崩していたチームを見事に立て直した。特に今季の戦いは圧巻で、ここまで20試合を消化して勝ち点42を稼いで2位につけている。まだまだ優勝も狙える位置だ。 合計すると、アストン・ヴィラは2023年に85ポイントの勝ち点を稼いだ。3位のリヴァプール(81)、4位のアーセナル(81)といったクラブも抑えており、いかにアストン・ヴィラが素晴らしい1年を過ごしてきたかが分かる(リヴァプールの方が得失点差でアーセナルを上回って3位)。 果たして今のペースを2024年も維持できるのか。ここからの後半戦は疲労も気になる要素で、このあたりをエメリがどうコントロールしてくるか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部