【福島記念】AIの本命はフライライクバード 好相性「セン馬」の複勝率80%データに注目
中距離得意の福永祐一厩舎が送り出すベテラン
11月10日(日)に福島競馬場を舞台に争われる福島記念(GⅢ・芝2000m)。トリッキーなコースで行われるハンデ重賞とあって、昨年は12番人気ダンディズムが2着、一昨年は10番人気ユニコーンライオンが1着など2ケタ人気馬の激走も珍しくない。どこからでも入れるからこそ難解な一戦、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのか。 【エリザベス女王杯2024 推奨馬】実績・実力・末脚はNo.1! 歴戦のGⅠ馬がクリアの条件を満たす(SPAIA) AI本命馬:フライライクバード ●短評 栗東・福永祐一厩舎所属、スクリーンヒーロー産駒の7歳セン馬。3歳時には青葉賞で2番人気(8着)に推されたほどの素質馬だったが、2021年9月のオープン入り後は善戦こそするものの勝ち星は遠く、今年3月に友道康夫厩舎から福永厩舎へと転厩した。 すると、転厩初戦で半年ぶりの実戦だった関越S6着を経て、続くケフェウスSで3年ぶりの勝利をゲット。勢いに乗って7歳秋の重賞初勝利をめざす。 ●データ 福島記念の過去10年データを見ると、セン馬【1-3-1-4】勝率11.1%、複勝率55.6%の躍動が目立つ。なおかつ小回りでテクニカルなコース形態もあいまって内枠有利になりやすく、「今回1~4枠」の条件で絞り込むと【1-2-1-1】勝率20.0%、複勝率80.0%とさらなる好成績となる。 また、管理する福永厩舎は芝の中距離戦に強く、なかでも芝2000m戦は【2-1-2-5】勝率20.0%、複勝率50.0%とサンプル数は少ないが得意であることがうかがえる。本馬にとっては、2021年アルゼンチン共和国杯の3着以来となる重賞での馬券内、そして待望の重賞初制覇へ機運が高まる。 AI予想エンジンKAIBA ◎フライライクバード ◯シリウスコルト ▲ドクタードリトル △ウインシュクラン ×アラタ 《KAIBAとは?》 独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
SPAIA編集部