チェルシー指揮官が手応えを口に…タイトル争いについては「そこまで到達していないというのが現実」
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督がクラブの現状について見解を語った。24日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。 ここまで17試合を消化したリーグ戦で10勝5分2敗を記録し、勝ち点「35」の2位につけているチェルシー。今夏にマレスカ監督を招へいした同クラブは、近年の不振を払拭するパフォーマンスを見せながらプレミアリーグで好調を維持している。現在公式戦12試合無敗のチェルシーは、26日に第18節フルアム戦を予定。そんななか、会見に出席した指揮官はクラブの現状を冷静に分析した。 マレスカ監督は、「プレー内容や勝ち点に関して予想を上回る成績を収めている」と手応えを口に。続けて、「いかに選手たちを成長させ、チームを向上させられるかというのが私たちにとって最大の焦点」と自身が注力するポイントを明かした。一方でタイトルへの挑戦については、「私たちがそこまで到達していないというのが現実だ。重要なのは引き続き向上し、試合に勝つことだ」と否定している。 また、プレミアリーグの優勝争いについても言及し、「もうすぐ半分だから、順位表には各チームの状況が反映されている。リヴァプールは初日から素晴らしい結果を残している」とコメント。さらに、「マンチェスター・シティも最終的にはそうなると思う」と失速中の“王者”が今後優勝争いに加わると予想しつつ、「彼らはおそらくこれまで経験したことのない状況に陥っている。試合の終わりには毎回新たな負傷者が出ている。非常に悪い状況だ」とライバルチームを評価した。
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